点字や音声による道路案内について

駅や観光地に、目の不自由な方向けに、点字や音声による道路案内板が設置されていることがあります。目の不自由な方は、初めて行く場所では、道路の様子やどこに何の建物があるかなどが分からず、また周囲を目視で確認することもできないので、こういった案内板が役に立ちます。
例えば、初めて行く駅のバスターミナルで、目的の乗り場まで行く経路を確認する、といった使い方があります。点字を触りながら大まかな位置関係を把握し、同時に「1番乗り場は右に30m進んでから左に曲がります」のような音声を聞くことで、目的の乗り場までの経路を確認することができるのです。
ただ、単独で歩行するための訓練を受けた、目の不自由な方でも、感覚で正確な距離を測ることはできないので、100%目的の場所にたどり着けるとは限りません。もし、案内板を確認している目の不自由な方を見かけたら、声をかけて、誘導することも、バリアフリーの一歩です。

案内板は、この他にも、多機能トイレ内の各種設備の位置を示すためにも用いられています。東海道新幹線のトイレのドア内側にも設置されています。

このように、公共施設に設置されている案内板は、多くの目の不自由な方に利用されており、今後ますますの普及が必要です。加えて、真のバリアフリーの実現には、こうしたインフラに加えて、皆さんの「心」も大切な要素です。

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